◆DIARY----

 ■ 2008/ 3/29

- わりと必死 -







水凪:「ぐ、ぐむぅ・・・。」

咲葉:「何を唸ってるんですか?」

水凪:「今の時間を見たまえ。」

咲葉:「AM5:00ですね。

水凪:「徹夜乙。」

咲葉:「乙〜。」

水凪:「いつもの通りなら執筆に三時間とか軽くかかって寝るのが朝8:00というアホなことになりそうなんで、

     サクっと製作記事だけ書いて・・・。」

咲葉:「あの〜その前に。」

水凪:「絶賛眠気と格闘中なのに何デスカ。」

咲葉:「何やら『PHOTO[BLOG]』とかいうコンテンツと、BBS画像掲示板が増えたんだよ〜的なことがトップページに書いてあるんでけど〜。」

水凪:「掲示板は『こんなヤツよりワシの方が上手いけーのー!!ウキ〜!!』な方の為に設置〜。

     PHOTOはDiaryに載せずじまいに終わった写真が結構あって、勿体無いな〜と思ったんで増やしました。」

咲葉:「あの〜、正直かなり眠いですか?

水凪:「ゴメンわりと限界超えてるみたい・・・。

     取り敢えず上手い下手とか、ネタやマヂネタ関係無く、活気ある掲示板にして頂けると有難いです。

     でもお願いだから個人の日記風味にだけはしないでね・・・。」

咲葉:「最低限はというわけですか・・・。」

水凪:「それでは製作日記の続きと参ります。」


1/72 [ハセガワ フジミ タミヤ/イタレリ イースタンエクスプレス] MiG-29A(9-12)
4機同時製作 Part2 2008/3/29


(各画像をクリックすると拡大画像が表示されます)




水凪:「前回機体を士の字まで持って行き、サフ吹きも行ったので

     今度は部品を切り出して、同じようにサフを吹きます。 」

咲葉:「流石に四機になるとかなりの量ですね。」

水凪:「こう書くと短時間で終わったように感じますが、こっそりこれだけで5、6時間以上掛かってます。」

咲葉:「そんなに掛かるものなんですか?」

水凪:「orz・・・・・・イースタンのパーツは相当削りましたヨ。」






水凪:「サフ吹きも終わりましたので、いつも通り下地のパネルライン吹き行きます。」

咲葉:「全部メーカーが違うだけあってラインがまちまちですね・・・。 」

水凪:「ホントは同じ機体の筈なんだがね・・・。取り敢えずこの中でラインが一番実機に忠実なのは

     イタレリの模様。」



  

水凪:「そん同じく部品にも吹いていきます。」

咲葉:「ちょちょいのちょいですね〜。

水凪:「これにもやはり5、6時間近く消費してますが(泣




咲葉:「さてさてようやく本塗装に入りましたね〜。」

水凪:「まずは色の明るい物から〜ということで、セオリー通り下面色から。

     基本的にMr.カラーの308番ですが、イタレリだけ少し変えて338番にしてあります。」

咲葉:「んー?イタレリのキットって何か特殊な塗装例用意されてましたか?」

水凪:「今回工作は素組みで我慢するんで、塗装で勝負しようということで、

     全て違う塗装パターン、違う国籍にする予定ナリ。」

咲葉:「
塗装の技術で勝負するわけではないんですか?

水凪:「ぐんにゃり・・・・。」



水凪:「さて塗れる物は塗って置こうというわけで部品も塗って置きます。」

咲葉:「またここで貧乏性が。」

水凪:「素直に作業工程を短縮してると言ってくれ。」




水凪:「二色目に突入するためにマスキングを開始。」

咲葉:「マスキングゾルをじかに使うとは珍しいですね。」

水凪:「実機が適当な・・・もとい計算されているであろうランダムな線なので

     これが良いかなと。」

咲葉:「まぁ東の機体は一機ごとにパターンが違うといいますし、適当でいいでしょ適当で。」

水凪:「ちなみに境目がはっきりし過ぎてしまい、ぼかすために再び吹く羽目になったのは別のお話。」

咲葉:「二度手間乙です〜。」





水凪:「さてこちらは初めからフリーハンド組み。」

咲葉:「んー、キットはこの丸っこい愛らしさから見てフジミですね。」

水凪:「ご名答。基本形状がイカレテいるなら迷彩にしてしまえということで、

     今回で一番複雑なパターンを採用デス。」

咲葉:「確かに目立たなくするという本来の目的そのままですから、効果はありそうですね。」

水凪:「まずはこれで2色。」




水凪:「そして緑、茶の各濃色を2色で併せて4色ナリ。」

咲葉:「・・・確かにディティールは誤魔化せてますが、これは基本形状に問題があるので

     逆に丸っこさが際立ってません?」

水凪 :「あんですとー!!!」

咲葉:「計算外ですね〜♪」

水凪:「orz」








水凪:「こっそり実機にこんなのが見られたので塗装しときます。」

咲葉:「擬似コクピットですか・・・・。遠くから見ればらしく見えないことも無いですか。」

水凪:「エンジンが背負い式ってのはどうかと思うが、まぁ面白いからよしとする(笑」

咲葉:「マクロス?」




↑左からハセガワ・イタレリ・フジミ・イースタン


水凪:「機体塗装が一段落したので、エンジンに入ります。」

咲葉:「またかなりメーカーごとに異なってますね。」

水凪:「エンジンに関しては珍しくハセガワが一番おかしい。

     逆に一番良いのがイースタンで次にイタレリ、フジミと続く。」

咲葉:「イースタンが躍り出るとは珍しいですね。槍でも降って来そうです。」

水凪:「何でも降らせりゃ良いってもんじゃないぞ・・・。

     ちなみに基本形状が良いイースタンですが、ディティールはやっぱりズタズタなので

     無難な線で行くとやっぱりイタレリになります。

     ただ、ディティールを生かすには少々根元の部分が長すぎるので短くする工作が必要です。」

咲葉:「ちなみに今回は?」

水凪:「素組みのコンセプトに従って華麗にスルー。」

咲葉:「『華麗に』がポイントですか・・・。」










水凪:「さて、かなり工程すっ飛ばしてますがノズル塗装完了〜。」

咲葉:「これこそ華麗にすっ飛ばしてすね。」

水凪:「ここだけで4色も使っているのでメンドウの限り。

     でもその分の成果は得られたのでよしとする。」

咲葉:「確かに焼鉄色一色よりは圧倒的に良いですね〜。調合は自家製ですか?」

水凪:「天下のアルクラッドカラーを使えるほどお台所事情がよろしいわけじゃ無いので

     お馴染みMr.カラーの8番にイエローとブラックを5%ずつたした物を基本色とし、

     更にそれにマホガニーや更にブラック、ブルーを混ぜた物をそれぞれ作って吹きました。

     まぁ塗装と仕上げテクニックガイド1の作例の通りなんだけどね(汗」

咲葉:「自家製ですがレシピは外でしたか・・・。」






水凪:「あと機体にキットによって金属部分があったり無かったりするので、こちらも塗って置きます。」

咲葉:「マスキング大変そうですね・・・。」

水凪:「垂直尾翼はもっと後に付けるべきだったと後悔・・・orz」






水凪:「エンジンから引き続き、小物のタイヤを塗装。」

咲葉:「変わった定規ですね。」

水凪:「よくプログラミングでフローチャートを書く時に使う定規。

     こっそり1ミリ単位の円があるのでそこにタイヤを貼り付けて

     逆から吹けば綺麗なえんで塗れるという算段。」

咲葉:「でもこころなしか円が大き過ぎるように感じますけど〜。」

水凪:「所詮1ミリ単位なのできっちり行かないのは仕方なし。手描きで苦労してヨレヨレよりは良いデス。」

咲葉:「ここでもわりと効率重視というわけですね〜。」








水凪:「という感じで小物を仕上げてある程度形に。本日の最終状況ナリ。」

咲葉:「フジミ以外はノータッチでここで初めてお披露目になってるんですが・・・。」

水凪:「まぁその辺は大人の事情ということで。」

咲葉:「便利ですね大人の事情・・・。ちなみにどの機体がどの国籍かというのは・・・」

水凪:「まぁデカールの段階に行くまでのお楽しみで。」

咲葉:「いい所で次回へ続く・・・というわけですね。」




水凪:「うーうー。」

咲葉:「やっぱり限界超えてますか。」

水凪:「何とか一時間半で書けたよ〜(現在AM6:30)」

咲葉:「何だか口調まで変わってるような気がしますが。」

水凪:「まぢで死んでしまふ・・・。嗚呼、もはやスズメの『チュンチュン』とかいう効果音がキコエル・・。」

咲葉:「普通に明るいですし朝ですね〜。

     ま、 取り敢えずご苦労様です。おやすみなさい。」

水凪:「おやすみなさいでふ。」








こんな感じで大丈夫なのだろうか・・・。

ノルマ期日まであと



 ■ 2008/ 3/24

- 美学への道 -





水凪:「というわけでまったく前触れ無しですが、土日を使って東京まで行って来ました。」

咲葉:「本当に突然ですね・・・何用でですか。」

水凪:「一応芸術関係を志す者としては、まず何をすべきかと恩師に質問したら、

     『取り敢えずまず良い物をたくさん見ろ』とのことだったんで。」

咲葉:「良い美術品は東京に集まる・・・というわけですか。」

水凪:「んだんだ。」

咲葉:「それで首尾はあったんですか?」

水凪:「あるさあるさ大アリさぁ〜。静岡でも見れるロダンの地獄の門から始まり、印象派のモネ、ゴッホ、ルノワール、

     現代美術では岡本太郎氏の『明日の神話』が凄まじかった。あと本物の正宗とか。

咲葉:「そうそうたる顔ぶれですね・・・・しかし何故最後が絵じゃない日本刀なんでしょうか・・・。」

水凪:「流石に重要文化財や国宝レベルの刀になると本当に輝きが半端無いです。惹きこまれるような魔力があります。」

咲葉:「魔剣ありませんでした?

水凪:「魔剣って展示できるものなのか?というかまず存在しないだろw」





東京都現代美術館で特別公開中の岡本太郎『明日の神話』


咲葉:「何ですか。この大きさは!!

水凪:「取り敢えず撮影可能だった大物のこれを。先ほども挙げていた、岡本太郎氏の『明日への神話』です。

    ちなみに横幅30mナリ。 」

咲葉:「あぁ、太陽の塔や『ゲージツは爆発だー!!!』の人ですね。」

水凪:「んだんだ。今まで正直絵の具入ったボールをカンバスに投げ付けてるイメージしか無かったもんで、

     『適当に作ったらできちゃったわよ』な芸術家だと思ってたんですが・・・。」

咲葉:「考え方が変わったわけですか?」

水凪:「構図を見るとかなり詰めて考えられた作品だと言うしか無い。

     一見無秩序に見えて、どこか心地よく、かつ寒気がするほど恐ろしい。

     正直恐縮で頭が下がって地まで付きそうでした。ホントすいません。

咲葉:「素晴らしいと呼ばれるからには何か理由があるというわけですね。」

水凪:「取り敢えず『本物を見ろ!!』というのは絶対に正しいと実感。

     また機会があり次第バシバシ美術館巡りの旅に出る所存であります。」


咲葉:「ちなみに本業の方は。」

水凪:「人生は勉強ナリ。

咲葉:「何惚けてるんですか?模型ですよ模型!」

水凪:「・・・仕事じゃ無いんだけど。」

咲葉:「あれ?そうでしたか?(てへ」

水凪:「むぅ・・・今回は久々に艦船デス。」




※前回製作記事にしていなかった為、初めからとなってます。

1/700 ピットロード:キーロフ ピットロード:スラヴァ ドラゴン:ソブレメンヌイ
三隻同時製作 Part1 2008/3/25


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咲葉:「ソ連艦大集合!?

水凪:「というわけでソ連艦スキーとか言って置きながら

     主力艦を全く作ったことの無いのでいい加減取り掛かります。」

咲葉:「まさかこれ全部・・・。」





水凪:「というのは流石に無理なので、この三隻をチョイス。」

咲葉:「キーロフ、スラヴァ、ソブレメンヌイ・・・。ソ連艦のまさに王道ですね。」

水凪:「『ソ連っぽい=超攻撃的』なので、飽和攻撃を象徴する艦達でもあったり。」

咲葉:「防御不可能な数のミサイルを発射し敵艦隊を圧倒する、というのは聞いた感じは良いのですが・・・。」

水凪:「現実的な話、海戦の前に他の航空戦力で勝敗は決してしまうのがオチorz

     ちなみに今回ジオラマを製作する際、この『飽和攻撃』を表現したいと考えております。」



 
↑ピットロードのスラヴァとキーロフ

水凪:「まずは部品の洗浄を実行。」

咲葉:「しっかし凄まじいパーツ数ですね。

水凪:「めげずに、そして恐れず行くべし。」



水凪:「まず船体を置いてみてレイアウトを決めます。」

咲葉:「大中小と綺麗に揃ってますね〜。」

水凪:「ちなみにベースのアクリル板は45cmで、流石にJMCはメーカーの制限で無理ですが、

    ピットロードコンテストには出せるサイズです。

咲葉:「ピ、ピットロードコンテストと言ったら

   超絶技巧艦戦模型のお祭りじゃないですか!?


     無謀です、死ぬ気ですか!!

水凪:「ま、まぁ死ぬわけじゃないので、こういうイベントにはできる限り顔を出してみようと思うんだなこれが。

     こういうのはあくまで経験ということで。 」

咲葉:「ま、まぁ良い事だと思いますが・・・。」

水凪:「取り敢えず気合あれば問題ナッシング。」

咲葉:「心配ですね・・・。」



水凪:「ではレイアウトは一応決まったので、マジックでバババッと印をつけて行きます。」

咲葉:「至ってシンプルですね。」





水凪:「そしてドリルで範囲内にどんどん穴を開けていきます。」

咲葉:「って突然何やってるんですか!?必要なのは固定用のネジ穴だけなのでは・・・。」

水凪:「いやぁ〜うっかり空け過ぎちゃってね、てへ。

咲葉:「てへ、とか言ってる場合ですか!

水凪:「というのは流石に冗談で、ピットロードが熱くたぎる反逆の血により

     一生懸命フルハルキットを開発している、ということで折角なので海中も作ってしまおうというわけデス。」

咲葉:「まぁPTがウォーターラインシリーズに喧嘩を売っているのは気のせいじゃ無いとは思いますが・・・。」

水凪:「ちなみに海底も作っちゃおうという無謀企画の予定デス。」

咲葉:「自分で無謀言ってますよこの人。」

水凪:「取り敢えず一隻分開口するのに疲れたので、息抜きに艦の製作に入ります。」

咲葉:「こんなんで良いんでしょうか・・・。」








水凪:「まずは手頃な艦からということで一番小さいソブレメンヌイから。」

咲葉:「早速錨鎖を交換してますね。」

水凪:「鎖は艦船モデラーにはお馴染みなフラグシップの極細チェーン。

     端に真鍮線を通してピン代わりにして接着してます。

     いつもはキャプスタンの所で分けて居ましたが、試しにキャプスタンを削り取って

    そこに太めの真鍮線を立てて、 鎖を巻くような感じにしてみました。」

咲葉:「文章だとわかり辛いですね。」

水凪:「正直スマンかった・・・。」








水凪:「そして削り取ったキャプスタンを適度な厚さに削って貼り付けます。これで一応錨鎖は完成。」

咲葉:「なるほど、確かに鎖が巻いてある感じがしますね〜。」

水凪:「ちなみにこの方法は以前甲型さん

     『やった方が良い、やらなねばならぬ、やらなきゃ死刑よ』(意訳)

    と脅迫教えて頂いたので実行してミマシタ。予想以上に良いのでこれからはこれで行きマス。」







水凪:「そしてサクサクと組んで行きます。」

咲葉:「いつの間にかソブレメンヌイが。」

水凪:「バランスが良くカッコイイデス。」







水凪:「一応艦橋の窓だけは艦の顔ということでエッチングに変えて置きます。

     プラ板は削った際に隙間が開き過ぎたので已む無く貼りマシタorz」

咲葉:「全体的にディティールは良い感じですね。」

水凪:「ただパーツ割が多少PT風味なので隙間がいちいちできる所が・・・。

     まぁドラゴンのキットは基本的に良いのでほぼ素組みで行きます。

     今回は艦が主役であって主役で無いので。 」

咲葉:「? どういうことですか?」

水凪:「んー、ヒントは爆発かな。」

咲葉:「ゲージツは爆発だぁ!!!ですね。」

水凪:「まぁそんな感じ・・・かな。」






水凪:「ある程度ソブレメンヌイが仕上がったのでキーロフに手を入れます。」

咲葉:「ソブレと同じ要領で作業してますね。」








水凪:「そして構造物の作業に入ります・・・が。

咲葉:「が?

水凪:「正直スマンかった。」

咲葉:「ぇー何がですか。」

水凪:「今までディティール良けりゃ良いじゃないの〜とか言ってたけど。

     やっぱこれはあかん。」

咲葉:「秋霜〜秋霜〜秋霜〜♪」

水凪:「秋霜も確かに酷いがこの部品分割と、異様に削りにくく多い湯口が

     ホント異様に作りにくい。まぁ簡単に言うとメーカーの愛が感じられないというか。」

咲葉:「わがままですね〜。ところで写真では削っているようですが。」

水凪:「キーロフの上部構造物の窓は如何せん間隔が広く、メッシュ使うのも何かおかしいし、

     壁を巻き付ける部品分割的には酷く手間なので、今回は裏から削って穴を空けることに。」

咲葉:「ディティールアップと効率の兼ね合いが難しいですね・・・。」

水凪:「これで一応奥行きがかなりできたので、窓らしくなると期待。」






水凪:「そして地道に隙間と闘いながら、何とかここまで。」

咲葉:「まだまだ基礎の段階ですね。」

水凪:「地道に頑張っていく所存であります。」




水凪:「こんな感じでまさに地味に地道に作業しております。」

咲葉:「5隻〜5隻〜♪」

水凪:「ここに鬼がおる・・・。」







ファルクラム4機同時製作の続きは次回に致します(汗

 ■ 2008/ 3/20

- 遅延癖 -





水凪:「まったりな〜。」

咲葉:「って、いくらなんでもまったりし過ぎですよ!!何してたんですか!!

水凪:「いや〜長らく遅延モード入ってたモノでついつい・・・ね?」

咲葉:「『ね?』って。」

水凪:「まぁ送る方も大変だが、送られる方もなかなか大変ということで。」

咲葉:「結局濁しじまいですか・・・・・・はぁ〜。」

水凪:「溜め息をつくほど老けるという話が・・・」

咲葉:「そんなことはどうでも良いです!前回告知した一月5機制作の目処は立ってるんでしょうね?

水凪:「ま、まぁそれに専念してたというのも日記に手が回らなかった理由でもあるわけで・・・。」

咲葉:「わけで?」

水凪:「絶賛苦戦中デス。

咲葉:「天誅!!

水凪:「ギャーーーース!!!














―-――――暫くお待ち下さい。



















水凪:「ぐぅ・・・再開したばかりなのに飛ばしてますな咲葉さん・・・(ボロッ」

咲葉:「まぁそれほど再開したばかりというわけでは無いと思いますが。」

水凪:「取り敢えずこのままだと収拾が付かないので、できる限り製作状況を報告致します。」




1/72 [ハセガワ フジミ タミヤ/イタレリ イースタンエクスプレス] MiG-29A(9-12)
4機同時製作 Part1 2008/3/20


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水凪:「現用機の好きな機体の中で1、2を争う機体のためか

     恐ろしく大量に集まってしまったファルクラムをいい加減製作します。」

咲葉:「ドイツ空軍からウクライナのアクロチームまで選り取り見取りですね。」





水凪:「基本的に『〜空軍』などはデカール替えのキットで、『珍しいデカールは良いキットに転用したい』

     と思うのは自然な流れなわけで。」

咲葉:「貧乏性の宿命というものですか。」

水凪:「むぅ・・・。そういうわけで特に限定でない各社のスタンダードキットを組んでみることにします。」

咲葉:「同じ機体でも結構たくさんのメーカーから出ているんですよね。」

水凪:「取り敢えず今回は上の写真の通り、[上:ハセガワ][左:フジミ][右:タミヤ(金型イタレリ)]

    [下:イースタンエクスプレス] の四機で作り比べです。

咲葉:「日本:2 西欧:1 東欧:1で微妙にバランスが良いですね。」

水凪:「ちなみに本当はエアフィックスのキットも作りたかったのですが

     今の所キットに出会ったことが無いのでトライできず・・・・・・残念。」




↑右から[タミヤ/イタレリ][ハセガワ][フジミ][イースタンエクスプレス]

水凪:「そして取り敢えずまずはコクピットを製作してみたのだが・・・・。」

咲葉:「同じ機体の筈なのに激しく異なってますね。

水凪:「ホントは全部同じK-36シートなんだけどね・・・(泣

     ハセガワはまだしも、フジミは航空機のコクピットというより

     むしろ自動車の運転座席に近い・・・。

咲葉:「快適性を重視した設計者の優しさが感じられますね〜。」

水凪:「逆に辛そうだが・・・。

     ちなみに1/72でしかも量産態勢なのでディティールアップは紙のシートベルトのみ

     取り敢えず、コクピットに関しては一番イタレリが良くできてます。」



水凪:「基本的にどのキットもシャープな凹モールドで、『製作手順や光景が変わらず面白く無い』ということで

    
明らかに他の3つのキットと一線を画しているイースタンで途中図は見て行きたいと思います。」

咲葉:「嗚呼、
凸モールドでバリだらけ。掴みはOKですか・・・。」

水凪:「一応動翼部分は凹モールドになっているが・・・浅過ぎかつ太過ぎで、

    しかも
表と裏で辻褄が合っていないというオマケ付きナリ・・・。」

咲葉:「orz・・・。」


水凪:「取り敢えず、めげずにオモリを投入しまして。」

咲葉:「大量に入れてますね・・・。」

水凪:「ちなみに100円ショップで適当に見つけた釣り用のオモリなので非常に安上がりで良いですw」



↑左から[イースタン][ハセガワ][フジミ][イタレリ]


水凪:「そしてオモリを各機詰め終わったので仮組み〜。」

咲葉:「ディティールもそうですが、何やら全長がかなり違いますね・・・。」

水凪:「何でもファルクラムが西側に公開された当初、誤った寸法が発表されてしまい、

     それに釣られてしまったメーカーのキットは全長が短くなってしまっているとのこと。 」

咲葉:「当時のソ連機は不明瞭な事項が多かったから仕方無いかもしれませんね・・・。」

水凪:「この全長だけで見るとイタレリ、あと意外にもイースタンが実機に近いですw

咲葉:「ここまで散々だったイースタンキットに光明ですか!w」

水凪:「でも見ての通り復座・単座をコクピット付近に枠をはめる部品分割になっていて

咲葉:「やはり隙間が凄いと。

水凪:「もはやパテを投入しないと無理なレベルなのは基本デス。」

咲葉:「orz」






↑左が作業後・右が作業前


水凪:「そしてまたイースタンに戻りまして。」

咲葉:「バリも結構凄いですが、作業前は動翼のモールドさえほとんど見えませんね・・・。」

水凪:「ご覧の通り、凸モールド部分もかなり目立たず彫り直したい衝動に駆られますが、

   この程度のキットに今回はキットの素性チェックということでスルーしてます。」

咲葉:「一瞬本心が聞こえましたね・・・。」




↑フジミの垂直尾翼


水凪:「ちなみに機体形状が異様に丸っこいフジミですが。」

咲葉:「取り付け部分が左右間違えないように配慮されてるわけですか〜。」

水凪:「こういう配慮は流石日本製という所。」




↑イースタンのキャノピー


水凪:「そしてまたもやイースタンで問題発生。」

咲葉:「少し曇ってる・・・・以前に何で単座と復座両方付属してるんでしょうか・・・。」

水凪:「そこはまぁ大人の事情ということで華麗にスルーしまして。」






咲葉:「ど真ん中に押し出しピンの跡が!!

水凪:「この写真ではそうでも無いですが、実際に見ると『目立つなんてもんじゃねぇぞ!!』

     という感じなので消しに掛かります〜。」





水凪:「取り敢えず2000番の耐水ヤスリで消えるまでガシガシ削りまして。」

咲葉:「曇りが最高潮ですが良いんですか?」

水凪:「問題無し・・・多分。」

咲葉:「多分ですかorz」







水凪:「コンパウンド(細目)で必死に磨けばこのように。」

咲葉:「おぉ〜綺麗に消えましたね〜。あとこころなしか透明度も上がっているような気がしますが。」

水凪:「消しつつ透明度も上がって一石二鳥。ちなみに中心にパーティングラインが通ってるトンデモキャノピーにも

     使えますので是非お試しを。」






水凪:「そして主翼を取り付け、キャノピーをマスクし、かなり薄めたホワイトサフを吹きました。」

咲葉:「水平尾翼が付いてないのは何ででしょうか?」

水凪:「まぁご愛嬌ということで」

咲葉:「orz」

水凪:「実は尾翼が付いてるのが単色塗装で、無いのが迷彩塗装にする予定だったり。」

咲葉:「作業時に邪魔にならないように、という配慮ですね。」





水凪:「サフを吹いたことにより外形がはっきりしてきたので、機首の見比べでも。」

咲葉:「やはり同じ機体なのに差が出るとはこれ如何に、ですね。」

水凪:「側面形はハセガワが一番近く、次にイタレリ、フジミという感じだと思います。」






水凪:「こちらは平面形。」

咲葉:「やはりフジミだけ妙に太くてまるっこいですね。愛嬌があります。」

水凪:「平面形は主翼へ続くラインなどを考えるとイタレリ。次にハセガワ、フジミだと思います。」

咲葉:「しかしフジミ奮いませんね・・・。」

水凪:「ハセガワでさえ全長が間違ってて厳しいのに、全長の短さをさらに強調する胴体の太さは流石にマズイ。」

咲葉:「間違った方向に相乗効果ですね・・・。しかしイースタンは根本的に複座なので比べようが無いですね。」

水凪:「一応手元にイタレリの複座があるので、それに手を入れた時に比べようと思います。

     あと単座のイースタンも何を間違ったのかやはり手元にあるので、ダメキットに飢えて来たら

     トライしようと思いマス。」

咲葉:「これを消化してもまだまだあるんですねorz」

水凪:「取り敢えずまずこれを消化せねば。」




咲葉:「一応結構進んでるじゃないですか〜関心関心。」

水凪:「しかし機体が組めたとはいえ、サフを吹くためにパーツを切り出して並べてる最中なんですが

     まさにパーツの海で難儀中ナリ・・・。」

咲葉:「荒波を乗り越えてというわけですね〜。ちなみにメイン(自称)な艦船はどうなってますか?」

水凪:「流石に同時進行できずに停滞中。艦船派の方、もう少しお待ち下さい。」

咲葉:「PTコンテスト〜♪JMC〜♪

水凪:「さり気なく物凄くプレッシャーかけてません?

咲葉:「気のせいですよ〜。」

水凪;「むぅ・・・。」











取り敢えずノルマ達成に向けて頑張ります〜。



※拍手返信

>遅延宣言解除、おめでとう♪

どうも有り難う御座います。早速遅延していて申し訳ないのですが、

できる限り努力して参りますのでこれからもよろしくお願いします。

 ■ 2008/ 3/7

- ようやく -






水凪:「遅延解除〜!!!

咲葉:「あの〜。それ以前に、前回『結果があと一週間でー』とか言ってませんでしたか?」

水凪:「結論から言いましょう。」

咲葉:「はい。」

水凪:「・・・第一志望落とした。

咲葉:「orz

水凪:「まぁそういうわけですが、滑り止めの所も悪い所じゃ無さそうなんでそこで頑張ります。」

咲葉:「環境をどう使うかは人次第・・・というわけですか。」

水凪:「ただでさえ芸術関係なので、独学も辞さない覚悟であります!」

咲葉:「・・・それって学校意味無いのでは。」

水凪:「多分気のせい。多分。」


咲葉:「そういえばさっきから上の絵が気になるんですが。」

水凪:「それも気のせいや。気のせい。

咲葉:「しかも何だか黒くなっている気がするんですが!!!(ゴゴゴゴゴゴ

水凪:「仕様。

咲葉:「orz」

水凪:「まぁいつもの咲葉サンを描いたつもりですがナニカ?」

咲葉:「いつも私ってこんな感じなんでしょうか・・・こんなに黒く?

     ・・・確かに昔記憶が一時期途切れていたり不可解なこととか・・・

水凪:「ま、まぁそれは良いとして本題の模型の方だが。」

咲葉:「そ、そうですねこのページはそれがメインでしたね♪」





水凪:「ようやく我らのグラたんが帰って参りました。」

咲葉:「送ったのが昨年の10月ですから、もう半年近く経つんですね〜。」

水凪:「あぁ、あの時は本当に必死だったなぁ・・・。」

咲葉:「さて、ということは模型輸送の定番である中でバラバラが見れ

水凪:「るわけ無い!!!





咲葉:「ホントですね。ちゃんと原型を留めて。

水凪:「というより何と完全に無傷。張り線すら一つも取れてないアルヨ。」

咲葉:「凄いアルネー・・・って何言わせるんですか。」

水凪:「いや・・何も。取り敢えず、マストが折れてるくらいは覚悟してたんで良かったです。ハセガワさんホント有り難う御座います。」

咲葉:「しかし上に載ってるプレート・・・。ホントに『ネイビーヤード賞』だったんですね〜。」

水凪:「一応リストにもあったし安心してたけど。JMCの現地に行けなかったので、実際にこういうの見ると実感デス。」

咲葉:「そういえば賞なんですから何か貰えるんですか?」




↑賞品:NavyYard vor.7


咲葉:「そのままネービーヤードですか!!!

水凪:「一応中に手紙が入っていて、ネイビーヤード賞の賞品とのこと。」

咲葉:「物凄く説得力のある賞品ですね・・・。あ!ひょっとしてこの中の記事にはグラたんが・・・」

水凪:「載っていた・・・・・・けど。

咲葉:「けど?

水凪:「白黒で某MG並みの写真が一枚だけ(泣

咲葉:「あらら。」

水凪:「まぁ大きさは良いんだけど・・・できればカラーにして欲しかったなぁ・・・。」

咲葉:「こういう雑誌に載るのが一番の賞品、というわけですね。」

水凪:「スケールアヴィエーションがカラーだっただけに・・・合掌。」

咲葉:「まぁ誌上の都合かもしれませんし、ひょっとしたら次号かもしれないですよ?」

水凪:「御意〜。」


咲葉:「さてさてこれでJMC騒動が済んだことですし。」

水凪:「・・・騒動?」

咲葉:「すっかり忘れ去られている、月ノルマ制作を再開しましょうか。」

水凪:「ゲゲッ!!

咲葉:「 『ゲゲッ!!』じゃないですよ。以前言った通り(9月23日)一ヶ月5機のノルマで行きますよ!!

水凪:「うぅ・・・ここに鬼がおる。」

咲葉:「確かMiG-29を4機同時製作していた筈ですから。これ+1機なら何とかなるじゃないですか。」

水凪 :「り、理論的にはそうだが・・・。」

咲葉:「それじゃ決定ですね〜。レギュレ−ションも改定したことですし頑張りましょう!!!

水凪:「ぇ、改定とか。あれもう書いてあるの? ってまだやると言ったわけじゃ・・・。」

咲葉:「ねぇ?(ゴゴゴゴゴゴゴゴ

水凪:「わかりましたやります。」

咲葉:「よろしい。








気持ちを切り替えて頑張りますw

 



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